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カバンに同じ本が入ったままじゃない?そんなアナタに読んでほしい本

こんにちは、ウタです

 

通勤カバンや、通学カバンなど毎日持ち歩くカバンの中にいつも同じ本が入っていませんか?

僕はまさにこのパターンでした。

毎日同じ本を大学に持っていっては読まずにまた家に持って帰り、翌日同じ本を持っていく。その繰り返し....

 

アナタの考えが変わることで、カバンの本も読み終わります!

 

読まなかった本はどうしていますか?

私は結局、毎日大学に持っていった本は読むことなく今も机に積まれています。
いわゆる積ん読ってやつですね。

アナタの側にも積ん読タワーができていませんか?

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これって別に僕が特別、本を読むのが遅いわけではありません。

僕よりもずっと読むのが遅い人だっています。

 

それが今回紹介する本「遅読家のための読書術」の著者である印南敦史さん。

印南さんは1ページ読むのに5分もかかる遅読家でした。

 

でもそんな彼が、今では年間700冊を超える本を読み、ライターとして活躍されています。

いかにして、本を読めばいいのか「遅読家のための読書術」から紹介していきたいと思います。

本の基本情報

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1.熟読の呪縛にとらわれていませんか?

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アナタは本を買ったときにどうやって読むでしょうか?

 

一字一句逃さないように読む?

全てを読んで、全てを記憶して、自分のものにしたいですよね?

 

甘いっ!!

 

そんなにしっかりと読み込んだ本の内容をアナタは覚えてますか!?

覚えてないでしょ!?

 

例えを出すなら、みんな大好き「7つの習慣」です。

アナタも読んだことがあるんじゃないですか?
もし読んだことがあるなら、カンニングしないで次の質問に答えてください。

 

Q.7つの習慣のうち習慣を何個覚えてる!?

 

A.0個です!

 

私も7つの習慣はかなり時間を書けて読みましたが、覚えているのは0個です!

何にも覚えて無いです。

 

ということは、読んだ時間が全て無駄と言っても過言では無いでしょう。悲しいですね。

でも、アナタもそうなんじゃないですか?
既に読んだ本でも内容を覚えていることって少ないんじゃないですか?

熟読して覚えたつもりになっていることの多くは、時間の経過と共に記憶から消え去っていきます。結局のところ「すべてを頭に叩き込むことを前提とした読書」ほどムダなものはないのです。

(第1章より)

 

本書では私みたいに、全てを読もうとしている人を熟読の呪縛にとらわれている人と読んでいます。

 読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。

(第1章より)

私に取ってはこの文章がこの本で得た1%でした!

 

この文章によって、読書がもっと簡単なものに感じられるようになったんですよね。

全部をしっかりと読まないと読書とはいえない!という典型的な熟読の呪縛から自由になりました。

そして、熟読の呪縛から自由になることが、本を早く読むために重要な考え方です!

 

2.その本でアナタは何を得たいの?

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「本が読めないよー」って思っているアナタ。

「いつまでもカバンに同じ本が入っている」アナタに質問です。

 

Q.なんでアナタはその本を読もうと思っているんですか?

 

この質問にすぐに答えられるなら、アナタはすぐにその本を読めるはずです。

本を気軽に開き、気軽に読み始められないのは、「その本を読むことによってなにを得たいか」がはっきりと決まっていないからです。

(第4章より)

本とかは読むことはできないけど、ネットで何かを検索するときは、どんなに文字が多くてもスラスラと流し読みをして、目的の情報だけ読んだりはしませんか?

 

多分ですが、ネットで読む文字を全部合わせれば一日で、文庫本一冊くらいの文字量は読んでいるはずです。

 

本であっても自分の知りたいことを探すように読むことができれば、アナタのカバンの中の本も素早く読み切ることができます!

 

3.「はじめに」「目次」をしっかりと読んでますか?

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じゃあ、どうやって自分の知りたい情報を見つければいいのか?

そのときに読むべきは冒頭の「はじめに」と「目次」です。

目次は本の構造を判断するための「地図」ですから、そこから自分にとって必要そうな部分の「見当」をつけていくのです。

(第4章より)

「はじめに」と「目次」って今まで読まないところだったんですが、

熟読しない気持ちで、本をよむ目的をもって、「はじめに」「目次」を見ると、

あーココが読みたいなー

ってのが出てきます。

 

「読みたいところはじっくり」、「その他のところは流し読み」するようになると本当に早く読み切ることができます!

 

 おわりに

今回はどう読むのかの考え方などが中心に紹介しましたが、本書では早く読むためのテクニックなどもたくさん紹介されています!

積ん読タワーがどんどん高くなる前に、ぜひとも読んでほしい本です!

 

以上ですっ!

 

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