こんにちは、ウタです。
今回は学生ならば知っておいて損は無い、長期のインターンって行くと良いことがあるのか?についてです。
インターンに行こうかなー?
ちょうど、こんなこと考えたりしていませんか?
インターンにも多くの種類があって、1day インターンや、1週間のもの、長いものだと1ヶ月、はたまた1年のものまであります。
今回はその中でも1ヶ月以上の長期インターンについて、実際に1ヶ月のインターンに行った私が長期インターンをおすすめする理由を書きたいと思います!
(一ヶ月が長期なのかという声もあると思いますが、ここでは1ヶ月のインターンを長期のインターンにしています。)
結論から言うと、行ってよかった
よくある就活サイトの絶対に行くべき!みたいな押し付けがましいことはいいませんが、それでも長期インターンに行ってよかったと思います。
よくあるメリット
インターンのメリットなんて調べればいっぱい出てきます。
どのサイトもたいてい似たようなことを言っていて
- 面接をすることができる。
- より具体的な志望動機を作ることができる。
- インターンを通じて成長できる
- 多くの人と関わり会える
などなど....
でもこれって、2週間とか1週間のインターンでも十分経験できます。
しかも、「長期インターン中に1000万の売上を!」とか華々しい成果を面接でアピールしましょう!とかもありましたが、
そんなことできるやつは、そんなことしなくても本番も大丈夫だよ。自身を持てよ。
もちろん、素晴らしい成果を出せる人は頑張って欲しいと思いますが、僕には無理だなーってのが正直なところです。
そこで別の視点から長期インターンを考えたいと思います。
長期インターンをおすすめする3つの理由
おすすめする理由は大きく3つあります。
しかし、どれもプラスの理由ではなくネガティブな理由になります。
1ヶ月以上のインターンとなると全てが楽しいわけではなく、当然悪いことも出てきます
ですが、悪い面が出てくることで、本当に自分が働く意味や、大事にしていることが浮き出て来ます
この経験が実際の就活本番で、間違いなく生きてきます
1ヶ月働くことで「働きたくない」って思った。
働くことの疑似体験ができるのは大きいと思います。
こんな本にもあるようにある程度続けられるなら、それはずっと続けられるのです。
しかし僕は3週間目に、行くのが嫌になりました。
残念ですね、一生を変えることができませんでした。
なれない電車通勤。きっちりとした、出勤時間。インターン生ゆえに、会社の人に気を使ってしまう。などなど.....
最初の2週間は、インターンの魔法にかかっていたのです。
引っ越しとかした時に最初のうちは新鮮で、何もかもが楽しいけどその内に慣れて楽しみが無くなる。そんな感じです。
働きたくないと言うとネガティブに感じるかもしれませんが、僕はこのときに働くことの意味を真剣に考えるようになりました。
- 3週間でイヤになったのに何十年も続けられるの!?とか
- 自分の興味があって苦なく続けられる仕事がいいのでは!?とか
電車に揺られながら考えていました。
1、2週間のインターンではこんなこと考えずに魔法にかかったまま、夢と魔法のインターンランドから帰って行くことになってたと思います。
チュロスうめーとか言ってました。
長期インターンに行くことで、働くことについて真剣に考えるきっかけになる。
会社と自分の合わないところが見えてくる。
就活が実際に始まり、会社説明会とかに行くとわかるのですが、
当然のように企業は自分の会社の良いところしかいいません。
当然ですね。
将来その会社に勤めて、何かの理由で辞めてしまうとしたら、それは会社の悪いところが原因でやめると思います。
ここからは会社をプールに見立てて説明していきます。読んでいる方は、就活が始まったとイメージして読んでみてください。
就活は水面の見えないプール(会社)に飛び込むようなものだと思いながら就活をやっていました。
真っ暗なプールに飛び込むのをイメージしてみてください。不安ですよね?
もしかしたら、その水はすごい汚れているかもしれない。足がつかないくらい深いかもしれない。
その不安を解消するために会社説明会では、「弊社の水はきれいですよー」って上澄み液を見せてきます。
しかし、その上澄み液だけでプール全体を評価して大丈夫なんでしょうか?
上澄み液はきれいでも、プールの中の水は汚れているかもしれません。それでもそのプールに飛び込むんですか?
もっとプールの中を見たい!!
そう思いませんか?
そう!プールに潜らせてくれる機会がインターンです。
インターンの期間はプールにいさせてくれる時間です
期間が短ければ、上澄みのところしか経験できません。
ウォータースライダーとかもやらせてくれるかもしれませんね?楽しい!って感想でおしまいです。
しかし長くなればなるほど、もっと別のことが見えてくると思います。
あなたは、プールの深いところまで潜ってプールを見てみたくありませんか?
僕は、1ヶ月プール(会社)にいてなんか違うかもしれない。と思いました。
けどそれは致命的なものではなく、これくらいなら大丈夫かなと思えるくらいでした。
これも、インターンに行くのが嫌になった3週間目位から感じるようになりました。
短い期間ではきっと感じなかったことだったでしょう。
長く行くからこそ、その会社と自分が合わない点がわかる。
志望動機の具体性が段違い
「さっきのありきたりなメリットのところで上げてたじゃねーか!」
って言われそうですね。
そうです。
でも本当に、志望動機が段違いに具体的になります。
実際僕は、面接の時にインターンの途中で行くのが嫌になったこと、自分と合わないと思ったことを話しました。
「それでも、悩んだ上で御社に行きたいのです。」
と話しました。
どう?
めっちゃよく考えた上で志望した学生に見えない?
でも、本当に真剣に考えたからこそ言えた志望動機でした。
これによって熱意は何倍にも膨れ上がって相手に伝わります。
志望動機の熱意は間違いなくインターンの期間に比例すると思います。
長期インターンに行くことでより強い志望動機が作れる。
おわりに
長期インターンって理系だと研究も止まるし、学会にも出れないし、いいことは無いなーって思いますよね?
インターンのための志望動機とか準備しないと行けないし、めんどくさいし.....
でも、行った人じゃないと見えないことってあると思います。
僕は行ってよかったと思ってるし、人にもインターンをオススメをします!
確かに面倒だろうけど、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?