Escape from Women Prison ポスター byロッキンジェリービーン
今回はロッキンジェリービーンのポスターをレビューです!
紹介するポスターは「Escape from Women Prison」です!
ロッキンジェリービーンって?
国内外で活躍する、覆面画家で、様々なアート作品を世に送り出している方です!
名前から外国人なのか?と思いますが、日本人で拠点も日本で活躍されています。
参考
音楽と密接な関係にある彼のアート・スタイルは日本のインディー GARAGE PUNKシーンにてフライヤー、ジャケットなどをキャリアの原点としている。
さらに活動は国内外、インディー、メジャーの枠を越え拡張し、現代美術の世界まで及ぶ。96年の渡米をきっかけにLOW BLOW ARTシーンでの活躍の場を見いだした彼はCOOP、KOZIKなどと共にグループ展に参加。それと同時にブランド「EROSTY POP!」を設立。7年間のL.A.での活動ののち、2004年には原宿にショップ「EROSTIKA」をプロデュース。
EROSTIKAより引用
Escape from Women Prison ポスター byロッキンジェリービーンの情報
Artist: | Rockin' Jelly Bean |
Size: | 422x663 mm |
Technique: | シルクスクリーン |
Edition Size: | 1st:100 pcs 2nd:200 pcs 3rd:200Pcs 4th:300 pcs |
Other: | ー |
もしもEROSITAKで映画をとるとしたら、こんな映画になるだろうなーという想像で作られる映画ポスターシリーズの一つです。
この架空の映画シリーズ色々と作成されており、最近だと「MISTRESS OF THE GALAXY」というのが作られています。(これもめっちゃいいポスターなので、また紹介します!)
コンセプトやストーリーも作られているのが、このシリーズの特徴です。
Escape from Women Prisonのストーリーは下記のようなもの、、、
2039年、過密する人口増加と犯罪率の異常なまでの上昇により、世界は危機的な状況に陥っていた。そんな状況で政府がとった苦肉の策「ヒューマン・リダクション・プロジェクト」!それは弱者を排除し、一部の選ばれた人間のみによる世界統治を目指すという恐るべき計画であった。
2040年、その恐るべき政策に反旗を翻すべく立ち上がったのが、突如現れた女革命家マレーネ率いる反乱アマゾネス軍団。彼女達は独立国家を宣言し、楽園のような王国で酒池肉林の日々を約束した。人々は安住の地を求め、世界中からこの独立国家に亡命を求めた。しかしその裏で行われていたのは恐るべき生体実験であった。EROSTIKAより引用
このシリーズはEDITIONを色違いで出してくれるのも特徴で、4th Editionまで販売されています。すぐに売り切れることが多いロッキンジェリービーンポスターなので、これは嬉しいですね!
シルクスクリーンエディション番号とは
エディションナンバーはシリアルナンバーとも言い、制作部数が決まっており、それ以上の作品を作らないという証明のための番号になります。
今回の作品でいうと、世界に〇〇枚しかこのポスターは存在していません。それによりコレクション性や希少性が高くなります。
すべての作品にエディションナンバーがついているわけではなく、AP版がその例外になります。APとは「Artist Proof(アーティストプルーフ)」の略で、通常のエディションナンバーで販売されるものとは別に作家が自分で保管しておくものになります。AP版だから品質が悪いとか、良いとか言うことはなく、エディションナンバーのものと同じものになります。
作品の詳細をレビューしていきます!
今回レビューするのは2nd Editionのものです!
2nd Editionは全体的に黄色のカラーが特徴となっています!
女看守の眼光鋭い目線、見下す視線がいいですね!また、囚人たちの姿もしっかりと描かれています。
シルクスクリーンの背景のグラデーションもとてもきれいで、色合いがはっきりとしていて、シルクスクリーンの良さが十二分に出ている作品です!
他のEditionだと背景の色や、ロゴなどの色も全然変わっており、それぞれのカラーで良さが見られます!
発売が2007年なので、女性の描き方など、今の画風とも少し違いがありますね。個人的にはこれくらいのときの雰囲気がすきだったりします!
参考までにセカンドマーケット(転売)情報、、、
2007年に発売されたもので、現状定価で正規販売で入手するのは難しいです。
そうなるとメルカリ、ヤフオクで売られているものを探すことになります。
この作品の取引実績としては、1枚25000円位での取引がされています。
定価からするとかなり値段が上がっていますが、2007年に発売されて17年前のものなので、ヤフオク、メルカリにきれいな状態で出てくる事自体が珍しいです。
発売枚数自体は多いですが、なかなか出てこないので、ほしいと思っている人は見かけたらすぐに買ってしまう行動力が必要かもしれません。
おわりに
これを期に、ポスター、アートに興味を持ってもらえると嬉しいです!